茜「お兄ちゃんっ!」 今度は茜のほうから飛びついてきた。 再び唇を重ねる。 あまり高度なことはできない、ただ押し付けるだけの単純な口付け。 茜「んっ……ちゅ…、ちゅる…ちゅっ」 その今までに感じたことのない…甘くて溶けそうな感覚。 茜「ちゅ…あっ、はむっ…ふはっ」 顔が離れ、久しぶりに空気が肺に取り込まれていく。 とろんとした表情に荒い呼吸音。 茜「はぁ、はぁ……おにい、ちゃん」 聞こえてくるのは俺を呼ぶ妹の甘い声。 俺はゆっくりと茜を俺のひざへと誘った。