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●『肩揉みして』言われ、手をそのまま胸のほうへ誘われ・・・ |
美由紀「あ〜……そうそう。もっと下の方も」
隆二「はいはい……」
美由紀「そっちじゃなくて、鎖骨の下」
隆二「はいはい……」
モミモミ……
美由紀「は〜……もっと下」
隆二「えっと……」
僕の指は美由紀ちゃんの鎖骨の下を押している。
なのに、これ以上の下と言われたら……。
僕は思わず覗き込むように美由紀ちゃんの胸元を見た。
隆二「えっと……」
襟元のスカーフから斜め左右に下った部位は、小高い山のようなカーブを描き……
隆二「アハッ、これ以上下がると……胸揉んじゃうよ?」
美由紀「良いわよ」
隆二「えっ!?」
グイッ……
隆二「!?」
美由紀ちゃんが僕の手を前から掴んで胸元に引き寄せてしまった。
フワッと柔らかい感触が掌に訪れ、僕の視界は一気にスパークしてしまう。
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