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■月詩の夜の手伝い
恥ずかしそうに呟く姿がかわいらしくて、思わず見つめてしまった。
月詩「……で、どーするの? 手伝い……するの? しなくていいの?」
う……。
じっと見つめられ、視線が絡み合う。
彼女の頬もかすかに紅潮しており、誘惑されているような気分になってくる。
紘斗「……た、頼むよ……」
断れなかった。
いや、断るつもりなんて毛頭なかった。
俺の返事を確認すると、彼女はそっと手を伸ばし、俺のモノに触れようとする。
その直前、彼女の髪が鼻先をかすめ、シャンプーか何かの良い匂いがした。
月詩「ひゃっ!? な、なんかビクってしたよ?」
どうやら匂いで興奮した拍子に愚息が震えたらしい。
紘斗「なんでもない……それより……頼むっ」
情けないことに女性経験が皆無の俺は、触られる前からいっぱいいっぱいだった。
月詩「う、うん……わかった」
おずおずと指が開き、ゆっくり近づいてくる。